猫と日本脱出…1
人間はパスポートと航空券があれば
明日でも海外に脱出できますが
猫のパスポートはありません
ペットと一緒に海外に避難するための
ペットの輸出・輸入の手続き法
少しでもお役に立てたら嬉しいです
結論から言うと
連れて来て本当に良かったです!
オーストラリアは検疫が厳しくて
1ヶ月も検疫所に保留されます
甘やかして育てられた猫が
検疫所でがまん出来るとは思えない
*
パパのおなかの上で
スヤスヤ ZZZ…
こんな感じで育てていました
猫より預ける飼い主のほうがツライ
私は時間があるので調べながら
やりましたがちょっと疲れます
始めてから専門業者さんにお願いするのが
一番 いいかも。あるのかなぁ?
オーストラリア大使館・農林水産省
色々問い合わせました
どこもびっくりするほど
優しく丁寧に教えてくれました
【必要な書類とかマイクロチップ 健康診断書】
1AQIS輸入許可書 (パーミット)
AQISとは オーストラリア政府検疫検査局
www.daff.gov.au/aqis/cat-dogs
ここから申請書をプリントアウト
2AQIS輸入許可書にきれいな字で記入
サインは直筆が必要なので引き取り者と
申請者が同じほうが良い
記入後Fax +61-2-6272-3110か
E-mail animalimp@aqis.gov.au に提出
3AQISからCertificatesA Veterinary CertificatesBが
来る。E-mailでも可能で予定は2週間くらい
4AQIS申請時にマイクロチップ番号が必要なので
早目にチップを入れておく。マイクロチップは
ISO規格で。読み取れないと日本に帰されるので注意
5動物病院で健康診断書を発行してもらう
輸出1年前から14日前のワクチン接種証明書
オーストラリア検疫期間有効なもの必須
予防接種は猫伝染性腸炎、猫ウイルス性鼻気管炎
とカリシウイルス
6業者にペットの飛行機などの手配を依頼する
(東京の日通の担当者は対応が良くなかった…残念)
貨物扱いなのでキャリーケースのサイズなど調べる
7AQISの宿泊施設に出発便が決定後メールで仮予約
Tel +61-2-9625-4566 AQISの輸入許可書の番号が出てから
シドニー検疫所/メルボルン検疫所/パース検疫所に
出発の数日前の最終確認の連絡も忘れずに
8AQISよりの Certificates A ・Veterinary Certificates Bに
動物検疫所が動物証明書Aの裏書き動物証明書Bも完成させる
Tel 0476-32-6655 動物検疫所 成田
(余談ですが野々宮先生はとても優しかった)
9動物証明書Aは動物病院の先生に記入してもらう
10出発4日以内に内部・外部寄生虫駆除処置を受ける
11出発当日の日本の動物検疫所に提出する必要書類は
● AQISからの輸入許可書
● 輸出検査申請書
● 動物証明書A(獣医師が記入、検疫所の先生が裏書き)
● 動物証明書B(検疫所の先生が裏書きをして完成)
● 猫ワクチン3種/予防接種の証明書
● マイクロチップ証明書
● 4日以内の外部・内部寄生虫駆除投与証明書
● 健康診断書(なるべく10日以内のもの)
12出発当日のチェックインは日通とかの業者が
13現地の空港にAQIS(オーストラリア検疫検査局)
スタッフが迎えに来てくれ、検疫所に連れて行きます
連れられて行くときがツライです
捨てられたの?ってゲージの中で
泣いている声が聞こえるような気がします
ごめんね。
(でも泣きたいのはこっちだよー)
無事に元気に再会出来ますように
シドニーまでの飛行機が揺れませんように
頑張ってね、天クン
7通目の手紙を
読んでくださってありがとう
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