童話を深読みする

 

 浦島太郎はなぜ開けてはいけない
 玉手箱をもらったのか? 

 竜宮城という神様の世界に招かれて
     夢のような時間を過ごした浦島太郎
    

 人間界と神様の世界では時間の
 進み方が違う
 何日か過ごしただけのつもりが
 実際は何百年も経っていた


 このまま人間界に戻ると浦島太郎は
 寿命が尽きて死んでしまう


 そこで帰りたいと言った浦島太郎に
 竜宮城で過ごした時間を封印された
 玉手箱が渡された

 玉手箱はちゃんと意味のある
 とても大事なものだったのに


 玉手箱を開けてしまった浦島太郎は
 結局おじいさんになってしまった
 という話 

 乙姫さまが玉手箱を渡すとき

 「この玉手箱を開けてはなりません」
 と言っている

 乙姫さまとの約束を守り
 玉手箱を開けなければ
 浦島太郎はおじいさんにはならなかった 

 これは約束は守らなければいけない
 という教えの話 



 つまり、もらった玉手箱は
 浦島太郎の老いを閉じ込める箱
 だったのです   

老いを封じ込める箱「玉手箱」
欲しーい !!!  
私は絶対開けないから(笑
 

521通目の手紙を

読んでくださってありがとう  

カテゴリー:日々のコト
2013年08月05日